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所感、雇用はリスクか

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

大変な時代になってきました。

物価高騰

防衛増税

少子化対策増税

その中でも雇用に関しては、

経営者からすると非常に厳しいものがあります。

働き方改革の一環として、

残業規制

有給休暇の消化義務

問題社員がいても簡単に解雇できない法制度

国からの賃上げ圧力

個人事業主である経営者の立場で考えてみてください。

人を雇用したものの、雇った後で、

その人が問題のある人だと気づく。

仕事ができない。

能力がない。

その人の給料分でさえ、売上に貢献していない。

休みはしっかり与えないといけない。

解雇できない。

給料は定期的に上げないといけない。

そうなると、どこにしわ寄せが来るかというと、

個人事業主である経営者に来ます。

その個人事業主の子供の教育費に回せたはずのお金が、

結果として、その働きが悪い従業員の給料に回るのです。

これはリスクです。

簡単な気持ちで人を雇用すると

思わぬ落とし穴に落ちてしまう可能性があります。

自分と家族の首を絞めてしまう可能性があるのです。

今の時代、雇用はリスクになっています。

・・・と思います。

ちなみに、

今のIT業界はすでに雇用という形態から

離れた仕事の仕方になっているようです。

それぞれの人がフリーランスとして自立して、

雇用する・雇用されるという形態ではなく、

それぞれが業務委託・外注として、

一つの仕事に取り組んでいるようです。

これが「雇用はリスク」ということを

意識してできた形態なのかどうかは分かりませんが、

今の時代に適応したやり方なのかな、

と感じます。

これからの時代、

フリーランス・業務委託・外注、

という仕事の仕方が増えてくるのだろう、

と感じています。

雇用がリスクである以上、

個人事業主である経営者が雇用を避けるのは

合理的な判断だと思います。

これから起業・開業をされる方は、将来、

人を雇おうと思ったときは、慎重な判断が必要です。

時代は変わっていると感じる53歳の冬です。

所感でした。

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