野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のエッセイ」へようこそ!
私が独立開業したときは、
前事務所から引き継げたお客様も本当に少数で、
紹介をしてもらえるあてもほとんどなく、全くの赤字スタートでした。
そんなときに、勉強になったのが「マーケティング」です。
黙って待っていても、お客様は来てくれません。
いかにして集客するかという大命題を抱えた状況下で、
とても役に立ったのが「マーケティング」です。
そんな「マーケティング」ですが、
イノベーター理論というものがあるので、
それに関連したお話をしたいと思います。
イノベーター理論というのは、
新しいもの好きから順番に、
「イノベーター」
「アーリーアダプター」
「アーリーマジョリティー」
「レイトマジョリティー」
「ラガード」
に分類されます。
詳しい説明は他のサイトをググってみてください。
この中で、新しいものを積極的に取り入れるのが、
「イノベーター」「アーリーアダプター」です。
その逆で、新しいものが大嫌いで、絶対に取り入れたくない、
という人たちが「ラガード」です。
で、これを踏まえてのお話。
新しくて良いものを取り入れようとすると、
現状を変えたくない人から反対されることがありますよね。
これが「イノベーター」たちと「ラガード」の間で起こる摩擦、
と考えると、この理論は分かりやすいのではないでしょうか。
「これを導入したら、こんないいことがありますよ!」
と声を上げたら、「ラガード」はこう答えたます。
「でも、これはこうだからダメなんだよ。」
「でも、いいことがあるとは限らないし面倒だよ。」
「でも、こんな例もあるよ。」
導入したときのメリットはさておき、ただただ反対をする。
つまりは現状を変えたくないんですよね。
「イノベーター」たちは、相手のこと・みんなのことを考えて、
「導入したほうがいいよ!」と声をあげているのに、
「ラガード」は逆にその提案に対して攻撃してくることもあります。
新しい提案をする人からしたら、やってられないですよね。
「好きにすれば」という感じです。
恩を仇で返されるわけですからね。
というわけで、この新しい時代、
「イノベーター」たちはもう「ラガード」を無視しています。
触らぬ神に祟りなし、
やぶへびにならないよう、
新しい人は自分のために新しいことを追求しています。
「ラガード」に提案することは時間の無駄です。
議論しても何も生まれません。
「イノベーター」たちは「ラガード」を無視して、
次の時代へと進んでいく選択をしています。
そうやって「ラガード」の人が知らないところで、
時代が変わっていくのだと思います。
新しい時代が来ていますね。
さて、今回のブログ、具体例を書いていません。
あえて抽象的な表現にとどめています。
なぜなら、具体例を書くと、
「ラガード」から私が攻撃を受ける可能性があるからです。
だから具体例は書いていません。
なので、今回のブログは分かる人だけ、
分かればいいなと思っています。(^-^;
それではよい1日を。