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選択的週休3日制についてこう考えました。

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のエッセイ」へようこそ!

思い起こせば30年前。とあるメーカーに就職して社会人となりました。

そこで一番最初に感じたこと。

学校では男女平等と勉強したのに、女性管理職が一人もいない?

定時を過ぎてもみんな夜遅くまでダラダラ残業、プライベートな時間はいらない?

私と同じような違和感を持った世代が発言権を持つようになって、

少しずつ世の中が変わってきているような感じがします。

それでもまだまだ道半ばでしょうか。

さて、今のニュース、「選択的週休3日制」について。

選択すれば週休3日にできるようにしようという政府の動きがありますね。

副業解禁と合わせて、働く人に自由を持たせる動きの一環だと思います。

さてさて、どうなんでしょうね。(^-^)

まず、雇用されている人の立場から考えます。

意識を高く持っている人にとってはいいニュースでしょうね。

働き方の自由度が増しますね。

今の勤務先に縛られる時間が少なくなり、いろんなことができるようになります。

いいことですね。

逆に意識をそこまで持っていない人にとっては、悪い面が見えてきますね。

勤務日が週5から週4に減るので、給料も20%減になります。

休日が増えて余暇を楽しみたくても、給料が減ってお金がありません。

休みになった週3日をどう使おうとしているかによって、

考え方はまったく違ってきますね。

この制度は全ての人にとっていい制度ではないということかと思います。

次は、雇用している人の立場から考えます。

仕事のできる優秀な人ほど週休3日を選択するんでしょうね。

で、本業よりいい仕事を副業でみつけたら、どんどんそっちに移ってしまうんでしょうね。

つまり、優秀な人が辞めていってしまうということ。

「優秀な人が休みの日に勉強をして、それを本業に活かしてくれる!」

なんて都合のいいようにはいかないでしょう。

優秀な人は自分で独立してもやっていけるので、

離れていく人が多くなると思った方がいいと思います。

その反面、経営者目線で物事を考えることができない人は、会社にとどまります。

とどまらざるをえない、という言い方ができるかもしれません。

いわゆる優秀でない人が会社に残るのでしょう。

ますます雇用が難しくなりそうです。

こう考えると得するのは、意識を高く持っている人ですね。

日本で働くすべての人が意識を高く持っている人なら、

こんなにいい制度はないと思います。

日本国民全員が意識を高く持って働く人になれば、

この制度とともに、日本がどんどん成長していくのでしょう。

そう期待したいですね。

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