野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のエッセイ」へようこそ!
朝から事務所の2階の住人がドタバタ歩き回ってます。
「今日も元気にしていらっしゃるんだなあ」とポジティブにとらえようと、
がんばって思考回路を変えようとしているネガティブな私。(>_<)
相続には大きな問題が2つあると言われています。
1つは遺産分割の問題。
いかにして家族仲良く、スムーズに分割をできるかという問題です。
2つ目は相続税の納税の問題です。
相続税は原則は現金納付です。
しかし、遺産が不動産やオーナー社長の自社株だったりすると、
財産価値は大きいのに納付のための現金がない、という事態が発生します。
相続税の納付は国民の義務です。
「ちょっとまけて」なんていうわけにはいきません。
義務はなんとしてでも果たさなければなりません。
そのためには、事前に早いうちから対策を練っておくことが大事です。
今、相続になったら相続税はいくらなんだろう?
納付のための現金はどうやって調達したらいいんだろう?
相続税対策で打てる手は何かないか?
時間があれば解決できる問題もあります。
まずは現状認識から始める必要があります。
まずは現状認識です。
現状も分からず対策だけ打つことはありえないと思っています。
「相続税対策でアパートを建てましょう!」
「相続税対策で生命保険に入りましょう!」
「相続税対策で生前贈与をしましょう!」
それって本当に必要でしょうか?
その対策で十分なのでしょうか?
まずは現状認識が必要です。
登るべき山を決めてから、登山の準備を始めるのと同じです。
山に登る装備にはどんなものが必要なのか?
山に登る当日までのスケジュールはどう組めばいいのか?
登るべき山が決まらなければ何も決められません。
まずは現状がどんな状況なのかを把握しましょう。
それから対策を考えましょう。(^-^)