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「大本営発表ですね。」
先週末「片町に人が戻ってきた!」と書かれた某新聞の記事に対する意見です。(^-^;)
「JAROに報告せんなんすわ!」と言ったとか、言わなかったとか。(^-^)
片町はまだまだだそうです。(>_<)
さて、「決算書は経営の通知簿」と言われます。
しかし、国の政策目的による減税、過度の節税対策により、
決算書がゆがめられ、適正な機能を失ってしまうこともあります。
そもそも、会計はどんなルールがあるのか?
私が意識していることについてお話したいと思います。
一般的に会計は「一般に公正妥当と認められる会計処理の基準に従うもの」とされています。
では「公正妥当と認められる会計処理の基準」とは何かというと、いろいろありますが、
一番大きな存在は「企業会計原則」です。
そして、その「企業会計原則」の大きな柱が7つあります。
1.真実性の原則
2.正規の簿記の原則
3.資本取引・損益取引区別の原則
4.明瞭性の原則
5.継続性の原則
6.保守主義の原則
7.単一性の原則
会計帳簿の取引を一つ一つ仕訳を切るとき、
常にこれらの原則を意識することが必要です。
これらの原則に従わない処理は、「恣意的なもの」
つまり「意識的に都合よく作られた基準」ととらえられる可能性があります。
決算書を読む解く立場のときも同じです。
読み解くときには、これらの原則の従った決算書である、
という前提があればこそ読み解くことができるのです。
会計の基本中の基本です。
次回からこれらの原則の一つ一つについて、
私の意見を書いていこうと思います。
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