野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!
タイトルのとおりです。
「会計を知らなくて使える」クラウド会計ソフトを
使っている人によくある間違いをズラズラッと書いてみます。
1.現金勘定の残高が数百万円残っている。
現金で生活費を抜いた時には、
(事業主貸)(現金)xxx
という仕訳が必要なんです。
その仕訳がされていない。
すると、現金残高がどんどん積みあがって、
手元に数百万円の残高があるような試算表になってしまいます。
2.銀行からの借入残高がマイナスになっている。
銀行への返済額は、元金部分と利息部分に分かれます。
それを全額元金返済という仕訳をすると、
そのうち銀行からの借入残高がマイナスになっちゃいます。
数学の世界ではあるマイナスですが、
現実ではマイナスはありえませんよね。
3.経費にならないものを経費にしている。
経費にならないものを経費にしているケースがあります。
その代表的なものは所得税・市県民税です。
消費税や事業税は経費になるんですが、
所得税・市県民税は経費にはならないんです。
知らないうちに税逃れと同じような状況になっていることも・・・
その他にもいろいろありますが、今日はここまでにしておきます。
思い当たるところはありませんか?
「会計が分からなくても使える」は我々税理士から見ると、
大いに「?」がつくキャッチフレーズです。
我流は危険ですよ。
では。