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「暑くて溶けそう」と言いつつ、
溶けるはずのないものが、何とか溶けてくれないか、
という淡い期待が、ほんとうに淡い期待だったと悟る毎年です。
さて、クラウド会計の現状(弊事務所の場合)についてです。
はっきり申し上げて、「マネーフォワードクラウド」へシフトしています。
「freee」はほぼ諦めている状況です。
一番の理由は「概念」です。
「freee」の「概念」は残念ながら、税理士事務所の方を向いてくれていません。
ただひたすら最終ユーザーの方を向いているようです。
最終ユーザーを向くというのは、ビジネスにおいて当たり前のことです。
しかし、もうちょっと税理士事務所のことも考えていただきたい、
というのが正直なところです。
税理士事務所の限られた人材・時間では、
「freee」へ対応する作業は非効率と言わざるをえない状況です。
「マネーフォワードクラウド」は従来からある会計ソフトに、
クラウドというメリットを加算している、という印象です。
なのでスンナリ操作することができ、
かつメリットも享受しやすくなっています。
弊事務所の場合、「freee」を採用しているのは数社のみ、
残りは「マネーフォワードクラウド」に移行しました。
残念ながら、現状では「勝負あり」です。
個人的には、クラウド会計のツートップが競争しあって、
よりよいものを提供してくれることが理想です。
「freee」さんが税理士側にも寄り添った姿勢になることを期待します。
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