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「なじみのある」ものは売れる

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

モノを買うとき、

じっくり考えて買うときと、

そこまで考えずに直感的に買うとき、

とあります。

そこまで考えずに買うときって、

「なじみのある」ものを買いがちですよね。

「推しのタレントがCMをしていたらから」とか、

「友達が使っていたから」とか。

これを「利用可能性ヒューリスティック」と言います。

(じっくりと考えることは「システマティック」と言います。)

「システマティック」で買うのは、自動車など高価なものですね。

簡単に買い直しができないので、いろんな点を考慮して購入の決断をします。

一方、食材や洗剤など、そこまで考えなくてもいいものは、

直感的に近いところで判断しますよね。

これを「ヒューリスティック」と言います。

その中でも、なじみのあるものを選びがちになることを

「利用可能性ヒューリスティック」といいます。

じゃあ、これを自分の身に置き換えて、

自分のモノやサービスを買ってもらうときは

どうすればいいのでしょうか?

「なじみのある」ものになればいいんですよね。

サービス業なら、接触回数を増やせばいいですよね。

会合に欠かさず出席するとか。

SNSに頻繁に投稿するのもいいですよね。

目にする回数が増えれば「なじみのある」のものになれますよね。

人の心理とは不思議なものです。

自分が「買う立場」の時は無意識にうちにやっているのに、

いざ「売る立場」になると、意識しないと気がつかないんですね。

モノやサービスを売るときは、

「他より安くしないと」とか、「他より品質がいいものを」とか、

そればかり考えてしまいがちですが、

「なじみのある」という観点でうまくいくこともあるということです。

「行動経済学」っておもしろいですね。

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