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1000円より980円のほうが安く感じる

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

「行動経済学」の本を買って読んでいます。

経済学の発想の基準って「人間は合理的である」というところなんですね。

同じ品質のものなら、安いものを買い、高いものは買わない、という感じです。

でも、人間ってそこまで合理的じゃないですよね。

「あの人はいい人だから、ちょっと高いけど買おうかな。」

「この人はこの前うちで買い物してくれたら、ちょっと高いけどこの人から買おう。」

そんなことありますよね。

人間は合理的ではないんです。

なので、経済学に心理学の要素を加えたものが「行動経済学」なんです。

代表的な理論をあげてみます。

980円っていう値札、よく見ますよね。

1000円ではなくて、980円です。

ほとんど変わらないですよね。

「合理的」に考えると。

でも、気持ち的には、

「1000円しないんだ!お得!」

「おつり20円もらえてラッキー!」

になる効果があるんです。

その結果、1000円のものより980円の方が売れるんです。

会計的にいうと、粗利で20円分少なくなるんですが、

絶対的な量が多くなるので、粗利の減少をカバーできる、というわけです。

このような「行動経済学」で考えられている法則・効果を学ぶと、

ビジネスにすごく役立つと思います。

これからブログでちょこちょこ書いていこうと思います。

どうぞお楽しみに。

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