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新型コロナで多くのことが変わりました。
変わり過ぎるくらい変わりました。
私が知る状況をまとめました。
飲食店。
緊急事態宣言で多くの店が営業停止に追い込まれました。
そして窮地の策でテイクアウトという手法が広がりました。
私は「焼け石に水」で終わるのではないか、と思いましたが、
ところがどっこい、コロナ前には及びませんが、
飲食店が営業を永らえるための収入は確保することができました。
「食べる」だけにとどまらず、「飲食店を応援したい」という気持ちが、
それだけの収入を生んだ要因だったと思います。
とても素晴らしいことだったと思います。
そして、今、です。
今、飲食店で大きな問題は「団体さんが来ない」ことです。
大きな会社では今でも「飲み会禁止」です。
大きな会社の社員はプライベートでも「飲み会禁止」です。
「GOTO」が報道されていますが、その一方で、
「消費」はまだまださっぱり戻ってきていません。
建築・土木関係もピンチなのは実はこれからです。
工期に時間のかかる建築・土木の場合、
コロナ前の受注があったので、表面上の仕事はコロナでも変わりませんでした。
しかし、コロナ前の受注を消化しきったこれからが正念場になります。
実際、コロナの影響で、家を建てることを断念した人が多くいます。
事業を守るために目先の建築投資を控える会社も多いです。
確実に「これからの仕事」は減っています。
持続化給付金や家賃支援給付金、コロナ融資、様々な支援がありました。
しかし、これが永遠に続くわけではない、と皆さん口々におっしゃっています。
これらの支援のお金も徐々に尽きてきます。
「10月が山場」という声もあります。
10月は早いとしても、「消費意欲」が戻ってこなければ、
春を迎えられないお店や会社が多く出て来るように感じます。
実は、正念場はこれからだと思っています。
「テイクアウトで飲食店を助けよう」と思った気持ちを、
これからも持ち続けることが大事だと思っています。
一人ひとりが経済を回すために、「消費しよう」と意識することが大事だと思います。
会社命令で飲みに出れない人や、高齢者と同居していて感染リスクの高い人に、
「飲みに出ましょう」とは言えません。
だとしても、飲みに出れる人が、少人数だとしても、飲みに出ることが大事だと思います。
飲食店の例に限らず、
消費できる人が「消費しよう」という気持ちを持つこと
が大事だと思います。
その気持ちがなければ、片町のお店や多くの会社がこの冬の間に姿を消します。
これが私の実感です。
なので、私は微力であっても、飲みに出ようと思います。
表面上何も変わっていないように見えているお店でも、
実は水面下では大きく変わっています。
「コロナでも変えたくないもの」のために、
水面下で微力ながら貢献したいと思います。
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