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昨日は「かなざわ商売繁盛ビジネス塾・第2期」でした。
事務所も自宅も通常に戻り、zoomをする場所がなくなった私は一人、ITビジネスプラザ武蔵からzoom。
広いスペースを贅沢に利用させていただきました。(>_<)
さて、企業会計原則の7つの柱、今日は「継続性の原則」です。
会計処理の方法をコロコロ変えたらダメ、ということです。
「今年は儲かったら、経費を多くするために償却方法は定率法にしよう!」
「消費税を未払計上したら赤字になるから、今期は未払計上をしないでおこう。」
そういうことをやったらダメということです。
株主や利害関係者にとって、財務諸表はその会社の成績を見る大事な指標です。
その指標が、その年その年の状況によって、計算方法を変えていたらどうでしょう?
前期との比較ができなくなります。
前期よりよくなったのか、悪くなったのか、の判断ができなくなりますね。
当然5年前や10年前との比較もできなくなります。
会社がどれだけ成長してきたのかを、正しく見ることができなくなるのです。
勘定科目の振り分け方もそうです。
ガソリン代を、ある年は消耗品費、ある年は車両費、ある年は旅費交通費、
そんなことしてたら、どの経費に問題があるのか分からなくなりますね。
一度こう決めたら、よほどのことがない限り、同じ方法を続けること。
それが財務諸表への信頼へとつながるのです。
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