野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のエッセイ」へようこそ!
最近思うのは「窮屈な世の中になったなあ」ということ。
もしここで具体的に「こんなことが窮屈だ」なんて書くと、
それに対して「それは違う」とか「それは問題発言だ」とか、
そんなことを言う人が出て来るんだろうなと思います。
それが「窮屈」だと感じてます。
昭和の人間は、一律の戦後教育を受けて、
情報は新聞・テレビ・ラジオなどの大手から受けるもののみ。
考え方の前提は説明しなくてもみんなほとんど一緒だったのかあ、
と思います。
しかし、今は「個性重視」「多様性重視」。
もう考え方の前提が人それぞれになってきたのかな、と思います。
私の場合、マスクを外した集合写真を見れば、
「写真を撮るときだけ、マスクを外したんだね、それぐらいいいよね。」
というふうに考えます。
でも、そう思わない人、その前提が分からない人がいるんですよね。
「マスクをしてない!」とか
「集合写真でもマスクを外したらダメ!」とか。
この例えが合っているのかどうか分かりませんが、
経営者歴10年以上の人に私が説明するとき、
「減価償却」の意味なんて説明しないことがほとんどです。
10年以上経営者やってたら「減価償却」ぐらい知っているだろう、
という前提でお話をします。
しかし、「減価償却って何ですか?」とたまに言われることがあります。
「え?」と思いますが、そんなときはちゃんと説明をあらためてします。
例えは、私の仕事上の経験の話でしたが、
世間一般、普段の生活の中でも、そんな状況が増えてきたんだろうな、
と感じています。
面倒に感じることありますが、
今の時代はしょうがないんでしょうね。
きちんと、しつこく、説明しないといけないんでしょうね。