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転職したワケ

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

約25年前、29歳のときに、

地元コンピューターメーカー「PFU」を辞めて、

税理士試験の勉強を始めました。

「PFU」で一緒に勤務していた人から、たまに言われるのが、

「〇〇さんが嫌で辞めたんやろ?」ということ。

(^-^;

確かに〇〇さんのことはよく思っていませんでしたが、

自分の人生にとって大事な判断ですから、

それが理由ということはありえません。

もっとちゃんと考えてます。(^-^;

その理由のお話。

当時、PFUから親会社である富士通に

人がどんどん移籍していました。

移籍している人はどんな人かというと、

「仕事のできる人」達です。

いわゆるヘッドハンティングがよく見受けられました。

一方、PFUに残っている人は、

「仕事ができるとは言えない人」達でした。

私は、大学を卒業してUターン就職をした人間です。

もう今さら東京に行くつもりはサラサラありませんでした。

じゃあ、富士通に移籍せずに済む方法は?というと、

自分が「仕事ができるとは言えない人」になることでした。

どうなんでしょうね?

やってられないですよね。

地元にとどまるために、

「仕事ができる人とは言えない人」になるなんて、

ちょっとありえないですよね。

そんなやりがいのない仕事を一生続けたくはありません。

で、そのときの、

転職するとしたら?

の第一候補は「税理士」でした。

もともと就職先にも考えていましたが、

「税理士」になる方法も分からず、

ときはバブル時代、大手の会社に入社するのが主流で、

「税理士」は当時候補から外れていた職種です。

税理士は仕事柄、

東京や海外に転勤することはありませんしね。

そして、この2つを天秤にかけました。

主に判断材料となったのはリスクです。

PFUに残った場合のリスク、

「仕事ができるとは言えない人」になって

つまらない人生を過ごすリスク、

仕事ができる人になってしまい、

富士通に転籍になるリスク。

税理士を目指した場合のリスク、

税理士試験に合格できず税理士になれないリスク、

就職する税理士事務所が見つからないリスク。

どっちのリスクが高いのか?

どっちのリスクを避けるべきか?

できるだけ主観を除くようにして、

できるだけ客観的に自分や環境を見つめるようにして、

判断した結果が、「税理士」を目指す、という結論でした。

PFUに残って、やりがいを感じながら仕事ができて、

かつ、ずっと地元で生活できる、

その可能性は果てしなくゼロに近いと思いました。

一方、就職時になる方法が分からなかった「税理士」ですが、

ちょうどその頃、インターネットが普及し始めて、

コンピューターメーカーにいたというネット環境もあり、

インターネットを使って「税理士」になる方法を

調べることができるようになってたんです。(^-^)

リスクを判断する材料をそろえることができる

時代になってたんですね。

これも大きかったと思います。

そんなワケでPFUを退職しました。

直属上司がなかなか辞めさせてくれなかったので、

半年ほどズルズル引き延ばされましたが、

最終的には辞めることができました。

まったく仕事のモチベーションもないまま、

半年間も引き延ばされたので、

感情を隠し切れずに仕事に出てましたので、

周りの人には迷惑をかけました。

今さらながらですが、申し訳ありませんでした。

私は6年ちょっとで退職しましたが、

最初に入った会社で定年まで勤め上げられる人はすごいな、

と心から思います。リスペクトです。

以上、私が転職したワケでした。

雑談でございます。(^-^)

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