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さて、新型コロナの様々な給付金・支援金ありました。
非常に助かった、という人が多かったと思います。
そして、私がこの申請の実務を通して思ったことが一つ。
「マイナンバーが機能してれば、手続きがもっと楽だったのに。」
ということ。
新型コロナの給付金・支援金の申請に必要だった主なものをあげてみます。
1.過去の確定申告書
2.過去の確定申告を確実出したという証拠(収受印・受信通知など)
3.売上台帳
4.誓約書
5.身分証明書(運転免許証)
6.入金用の銀行口座番号
このうち、マイナンバーが機能していれば省略できたものは、
1・2・5・6です。
うん。
マイナンバー、いいんじゃないでしょうか。
確定申告やら身分証明書やら銀行口座やら、
これらの突合せのために、
今回どれだけの人件費を費やしたでしょうか?
もしこれらがマイナンバーで一括処理できていたら、
どれだけの経費削減ができたでしょうか?
なんてことを考えています。
ハッキリ言って、税理士業界は、
新型コロナの給付金・支援金でどれだけ残業をしたことか。
どれだけお客様の手を煩わせたことか。
マイナンバーが機能していれば省略できたことが多くあります。
情報保護の問題などがあるにしても、
マイナンバーでの合理化に意味があることが今回よく分かりました。
今度、保険証がマイナンバーカードに変わるとのこと。
いいんじゃないでしょうか。
合理化していくことはいいことだ、と感じています。
「前例がない。」という言い訳はやめてほしいな、と。(^-^;
しがない町の一税理士の意見でした。