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思い返せば、コロナ前にもこんなことがありました。
片町からの帰りのタクシーの中です。
私「今日は人がいっぱいでしたね。」
タクシー運転手(以下「タ」)「いっぱいって言っても、若い人ばっかりでしょ?」
私「そう言われてみれば、そうですね。」
タ「若い人はタクシー乗らないんですよ。お金がないんしょうね。」
私「でも、お店ではお金使いますよね?」
タ「いいえ、店にも入らないで、道端にいるだけですよ。」
私「そうなんですか?」
タ「そうなんですよ。若い人はどこにもお金を落としてませんよ。」
私が行く店にも若い人は来てますし、
若い人が全部そうじゃないんでしょうが、
お金を使わない人が多い、
ということはコロナ前から分かってました。
片町のお店でもこんな声を聞きました。
私「明日はハロウィンですね。人が出ますかねえ?」
居酒屋の大将(以下「居」)「出てきたとしても若い人ばっかでしょ?」
私「若い人が増えても意味ないですか?」
居「イベントがあると若い人が騒いでうるさくなるんですよ。」
私「そうですね。この店はそんなお店じゃないですよね。」
居「赤信号みんなで渡れば怖くない、ていう感じで騒ぐんですよね。」
私「でも、お店的には儲けは出るんじゃないですか?」
居「若い人は来ても、2時間でグラス1杯しか飲まないこともあるんですよ。」
私「それはたまったもんじゃないですね。」
居「そうなんですよ。ハロウィンでもいいことないですよ。」
若い人は楽しむけど、お金は使わないという人が多いようです。
この新型コロナでも、若い人は症状が出なかったり、症状が出ても軽症だったり、
私たちの世代の人間より積極的に外には出ているようです。
しかし残念ながら、若い人だけでは経済効果が限られる、
そんな感じがします。
若い人に遊ぶお金を十分に行き渡らせられなかった大人の責任かもしれないし、
若い人にお金の使い方を教えられなかった大人の責任かもしれないし、
若い人を責めることはできないと思います。
やっぱり、お金を持ってる人が外に出ないと経済は回らないですよね。
若い人にお金が行き渡るのは、使う人が使ってからじゃないかなと思います。
経済ってそんなものですよね。
金は天下の回りもの。
自分が使わなければ、自分のもとには帰ってこないものです。
一人ひとりが経済を回すために、お金を使うことを意識できたらいいな、と思います。
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