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「売上」を増やしたい、
ほとんどの方がそう思っていますよね。
では、「売上」の中身は把握していますか？
もう、結論から言います。
「売上」は、
「単価」×「客数」×「リピート回数」の３要素に分解されます。
これが分かっているかどうかで、
戦略の立て方がガラッと変わってきます。
分かりやすく飲食店で考えてみましょう。
「売上」を増やしたいときに、
「美味しいものを作れば売上が増えるだろう」という考え方、
これは漠然とし過ぎていますね。
例えば「単価」を上げたいのなら、
・価格の高い定番商品の開発
・トッピングの充実
という作戦が考えられます。
「客数」を増やしたいのなら、
・広告雑誌への掲載
・ＳＮＳへの投稿
「リピート回数」を増やしたいのなら、
・ポイントチケットの配布
など、どこを増やしたいかによって、
作戦は変わってきます。
ちなみに上記の「美味しいものを作る」という作戦、
９００円の商品を開発して売れ筋になったけど、
その代わりに９５０円の商品が同じぐらい売上が減った、
なんてことになったら意味がないですよね。
「美味しいものを作った」けど、
そもそも人通りの少ないところにお店があって、
広告も出していないからお客様が来ない、
だったらこれも意味がないですよね。
「単価」「客数」「リピート回数」この３要素のどれを増やすか？
そしてこの掛け算をいかに組み合わせるか？
これによって売上は戦略的に伸ばすことができます。
無我夢中でガムシャラにやるより、
冷静に分析してどこにフォーカスするかを考えることが必要です。
「売上」を増やしたいとお考え中の方にとって
少しでも参考になれば幸いです。
