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定額減税じゃなくて現金給付でいいのに(愚痴)

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

完全に愚痴です。(^-^;

定額減税が6月から始まりますね。

国税で3万円、地方税で1万円、合計4万円です。

どうやって減税になるか、ご存知ですか?

6月に天引きになる所得税が減税になります。

6月に天引きになる税額が3万円以下なら翌月に持ち越します。

翌月分合わせても3万円以下なら翌々月になり、

3万円になるまでこれが続きます。

例えば、6月天引き予定が6,160円だったら天引きは0円になります。

7月天引き予定が8,920円なら天引きは0円。

減額合計が3万円にいかないので翌月へ。(合計15,080円)

8月天引き予定が8,880円も天引き0円(合計23,960円、残り6,040円)

9月天引き予定が8,200円とすると、ここで合計30,000円を超えます。

なので6,040円は天引きしないで、残り2,160円を天引きします。

途中で読むのをとばしませんでしたか?(^-^;

それだけ面倒くさい作業をしないといけないんです。

10人に給料を払うなら、10人分毎月この管理が必要です。

できたばかりの制度なので、給与計算ソフトはまだ対応していないでしょう。

6月までにソフトベンダーは改版を迫られています。

給与計算ソフトを入れていないところは?

手作業で管理です。(^-^;

上記の例では4ヶ月で終わりましたが、

1回の天引き額が少ない人はずっと続きます。

現金給付の方がいいんじゃない?

って思いますよね。(^-^;

6月から経理部門の事務員は超面倒な作業が増えます。

「あーやだ!」という心の叫びが聞こえてきそうです。

岸田首相になってから、税務に関しては

「ちょっと勘弁してください」ということが続きますね。

これから順次、お客様に制度の説明をします。

皆さん嫌な顔をするんだろうな。

がんばります。

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