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さて、消費税のインボイス制度が始まってから
初めての確定申告時期となります。
インボイス制度導入にともなって、
今回から初めて消費税の申告をするという人も多いでしょう。
この消費税の申告、簡単ではありません。
自動販売機スキームなど、消費税逃れをするために、
いろんなスキームが生み出されてきました。
それに対応して、そのスキームをつぶすための法律が
後追いでどんどん制定されてきました。
そんな経緯もあり、今では消費税法は
非常にややこしい税法となっています。
スキーム対策のためのつぎはぎだらけの税法です。
なので、「ちょっと教えてもらえませんか？」と
簡単な気持ちで相談に来られても、
おいそれと受けられる問題ではないんですね。
というわけで、タイトルのとおりです。
一般の方にとっての「簡単な質問」や「ちょっと教えて」は
税理士にとっては「簡単」でも「ちょっと」ではありません。
少し間違えると大きな金額の損害になる話です。
「いいっすよー」と無料で受けられる問題ではないんですね。
インボイスに関しては、
責任を持った対応が税理士には求められています。
「簡単な質問」や「ちょっと教えて」にも
慎重な対応が求められています。
少しの説明不足で、大きな損害につながる可能性があるのです。
インボイス制度、消費税法、簡単じゃないです。
しっかり対応していく必要があります。
どうかご理解ください。
