税理士はお客様を選ばなければならない件。

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お金をもらう側が、お金を支払う側を選ぶ。

 

「お客様は神様ではない」と言われて久しい時代です。

税理士もお客様を選ばなければならないことがあります。

 

税理士として独立した当初は、そんなことは言ってはいられません。

生活費を確保するため、「どんどんお客様を集めなきゃ!」、

となってしまうのは、しょうがないことです。

 

でも、いろんなお客様と接するうちに、

こんなんじゃダメだなあ、と思う瞬間が必ずやってきます。

全員がいいお客様とは限らないことが分かってきます。

そして、考え方をあらためることをせまられるのです。

 

例えば、こんなお客様はお断り、という中に、

「顧問料を執拗に値切ってくる人」があります。

 

これは決して、「お金にがめつくなれ」、

という意味ではないんですね。

 

顧問料を執拗に値切ってくる人は、得てして、

次の段階で「納税額を少なくしてくれ!」と言ってきて、

さらには「納税額が少なくなるよう経費をごまかしてくれ!」などと、

脱税をせまってくる人が多いからです。

 

もちろん、全員ではないですよ。

言ってみれば「執拗に」がポイントかもしれません。

お金にがめつい人は、脱税まで発展する人が多い、

という傾向があり、その経験則から、そのように言われています。

 

要は、

コンプライアンスを大事にしましょう、

コンプライアンスを軽視する人とは付き合わないようにしましょう、

という意味合いです。

 

税理士という仕事をしていると、

どうしても脱税を持ちかけてくる人と出会うことがあります。

そんなに露骨ではなくとも、

今、流行りの、限りなくクロに近いグレーのスキームを

持ちかけてくる人も多くいます。

 

そんな人とお付き合いするのは要注意です。

 

もし、脱税を持ちかけられたら、

「それはコンプライアンス違反なので、してはいけません。」

「もしそれをするのでしたら顧問契約は解除いたします。」

そう答える義務があります。

 

お客様は神様ではありません。

相談を持ち掛けられても受託しない、

顧問先の場合は顧問契約を解除する、

毅然とした態度で行うのが税理士の仕事です。

 

「そんな固いこと言わなくても」

と思うかもしれませんが、

法律を守るのは国民として当然の義務ですよ。(^-^)

気をつけましょうね。