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消費税がかかるのは売上が1000万円を超えた年からではありません。

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

チコちゃんでやってましたが、

「年をとると、若いアイドルの顔の見分けがつかなかくなるのは、

外国人の見分けがつかないのと同じことが脳内で起こるから。」だそうです。

日頃、接点がない人々は見分けがつかなくなるようです。

そういえば、私もお年寄りが多い某異業種団体に入ったとき、

大先輩方の顔と名前を一致させるのに半年ぐらいかかりました。(^-^;

さて、消費税はいつからかかるのか?

売上が1000万円を超えた年からではありません。

売上が1000万円を超えた年の翌々年からです。

多くの起業者が間違えやすいところです。

「じゃあ、その翌々年の売上が1000万円以下でもかかるの?」

という質問をよく受けます。

答えは「はい、かかります。」です。

前々年が1000万円を超えていたら、

売上が500円しかなくても消費税を納めなければなりません。

不思議ですね。(^-^)

なぜこんな仕組みになっているかというと、

いきなり消費税がかかるとなると準備ができないので、

あらかじめ「この年は消費税がかかる」ということを分かっておくため、

と言われています。

「心の準備」をしておくため、という言い方ができるかもしれません。

ちなみに、消費税の計算方法には、原則課税と簡易課税があり、

売上高が1000~5000万円の場合は、どちからを選択することができます。

しかし、それは事前に選択しなければならないことになっています。

つまり、1000万円を超えた年の翌年中に選択しなければならないのです。

消費税は準備や手続きに、年月・手間がかかります。

そのタイミング・タイミングで判断をする必要があります。

年に1回だけ、税理士に相談に行っても、すでに手遅れだった、

ということになりかねないのが消費税です。

消費税がかかるようになるタイミングは、

税理士にかかるタイミングと思った方がよいかもしれません。

かわした税理士事務所のホームページはこちらから。

https://kawashita-tax.com

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