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所得税節税方法・初級編4

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

今回ご紹介するのは「小規模企業共済」です。

小規模事業者向けの退職金積立制度で、

掛金が全額所得控除になります。

控除する段階が、所得金額の計算の段階ではなく、

医療費控除や扶養控除と同じ段階なので、

「必要経費」という名称ではありませんが、

「必要経費」と同様の効果がある制度です。

最大月額7万円、年で84万円まで掛けることができます。

つまり、84万円を所得控除できます。

制度としては「iDeCo」と同じような感じですが、

「iDeCo」は途中解約できないのに対して、

「小規模企業共済」は途中解約ができます。

資金的な融通がつきやすくなっています。

なので、私は優先順位としては「小規模企業共済」を優先で、

それでも余力があれば「iDeCo」と考えています。

ところで、こんな不安を感じませんか?

「そんな長い期間預けていて大丈夫?」

「目減りしたり、潰れたりしないの?」

大丈夫です。

「小規模企業共済」の運営母体は、独立行政法人中小企業基盤整備機構です。

公開しているブログなので言葉を選ぶ必要がありますが、

あえてぶっちゃけて言いましょう。

独立行政法人中小企業基盤整備機構は、ほぼ国です。(^-^;

国がやっているものなので大丈夫です。

掛金が全額所得控除できて、将来退職金としてもらえます。

そして退職金でもらうときは優遇された税制で税金の計算ができます。

お金が出るときも、入るときも、優遇されている制度です。

まだ加入されていない方は、ぜひご検討ください。(^-^)

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