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個人事業主で経費になるものの判断

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

よく「これって経費にしていいですか?」と聞かれます。

だいたいそういうものは後ろめたい気持ちがあるので聞いてくるもので、

「う~ん、これはちょっと・・・」というものが多いですね。(^-^;

そんなときの判断材料として、こんな考え方を提案してみます。

「もし、従業員があなたのところに来て、

『これ、経費で落としてもらえますか?』と聞いてきて、

あなたはそれをどう判断しますか?」

という考え方。

例をあげて考えてみましょう。

「Aくん(従業員の友達でもあり、あなたの顧客でもある)と

飲みに行きました。経費で落としてもらえますか?」

あなたはどう判断しますか?

「お客さんだもんな。大事な付き合いだよな。分かったよ。」

となることもあるかもしれません。

しかし「友達として行ったんだろ?そんな金出せないよ。」

となるかも。

はたまた「まあ一軒目はいいけど、二軒目は自腹にしろよ。」

となるかも。

個人事業主のそこのあなた!

自分に置き換えて考えてみましょう。

友達でもあり、お客でもある人と飲みに行ったとき、

毎回100%経費にしてませんか?

それって、ダブルスタンダードになってませんか?

「他人に厳しく自分に甘い」

税務署はそんな判断方法を許すでしょうか?

ちょっと厳しいようですが、

そう考えるのは税務署だけではありません。

世間の人達はそんな目で経営者を見ています。

自分を律する気持ちを持つようにしたいですね。

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