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「相続税法だけ知っていても相続税申告のスペシャリストにはなれない。」
なんてタイトルにしましたが、
自分がスペシャリストだ!なんて言うのは、ちょっとおこがましい感じです。(^-^;
ただ、平均的な税理士よりは詳しいのかな、という思いはありますが。
では、相続税法以外に何を知っている必要があるでしょう?
いろんな法律があります。
それぞれの法律に専門家はいるので、完璧な知識はいりませんが、
周辺知識としてある程度知っていると、実務ではムチャクチャ役立ちます。
まずは「民法」ですね。
相続割合やら、特別受益やら寄与やら民法の規定は必須です。
それから登記の関連、「不動産登記法」です。
司法書士さんと連携は必須なので、ある程度の知識があるといいです。
不動産評価では不動産関連の知識があると、すごく役立ちます。
「農地法」
「都市計画法」
「建築基準法」
「土地区画整理法」
「河川法」
税理士試験にはこれらの知識はあまり問われません。
あくまで「相続税法」ですから。
私がこれらの知識を仕入れたのは、
「ファイナンシャルプランナー」の勉強です。
一応、1級技能士の資格を持っております。
CFPも持っていましたが、
必要な研修を維持できなかったので返上しました。
それから、実務での経験です。
実務での経験がやはり一番大きいと思います。
相続の世界では初めてのことがどんどん出てきます。
常に勉強です。
こんなんだからこそ、相続の世界は面白いといえます。