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クラウド会計ソフトを利用しても面倒なことは残る。

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

クラウド会計ソフトは便利です。

仕訳データを、

銀行の口座履歴やクレカの利用履歴から自動作成してくれます。

「登録」ボタンをクリックすれば全てOK!

残念ながらそうはいかないんですね。

残念ですが・・・。

インボイス制度になってから、

特にその傾向は強くなってきました。

一つの領収書から判別しないといけない事項が、

グンと増えてしまった感があります。

まず、消費税が10%か軽減8%かの判別は従来通りです。

コンビニで、飲み物と香典袋を買ったら、

飲物は軽減8%ですが、

香典袋は10%です。

これを、仕訳登録の時点で分ける必要があります。

そして、インボイス制度で作業が増えました。

その作業とは、

相手がインボイス登録事業者かどうか?

この判別をして、仕訳登録時に入力することです。

ご存知のとおり、

インボイス登録事業者からの購入であれば、

仕入税額控除の対象となり、消費税額は少なくなります。

しかし、インボイス登録事業者でなければ、

仕入税額控除と対象でないので、(今は特例措置あり)

消費税額は増えることになります。

これをいちいち反映する必要があるんですね。

愚痴になってしまいますが、

最近の税制改正は、事業者側の負担を増やすものばかりです。

(一番ひどいのは定額減税ですが・・・)

クラウド会計ソフトがあっても、

どうしても面倒な作業が発生してしまいます。

逆に言うと、クラウド会計ソフトがなかったら、

もっと面倒だったということ・・・。

ただ、ITは進化を続けています。

そのうち、この作業ももっと楽になるはず、

と信じています。

期待しています。

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