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かわした税理士のたまには一人酒 「なんや!おまえ、ホントはいいヤツやな!」

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

コロナ時代になって2年以上になりますね。

やはりコロナはストレスがたまります。

人によっては

「オンラインで十分代わりになるよ。」とか、

「オンラインの方が便利でいいね。」とか、

そうおっしゃる方も少なからずいます。でも、私はストレスがたまります。

このストレスを愚痴ると、

「新しい時代に着いてきてない。」とか、

「こんな便利なのに。」とか、

そうおっしゃる方に言いくるめられてしまいます。ストレスがたまります。

やっぱりシックリ来ないんです。

思い返せば、私は大学を卒業してコンピュータメーカーに就職しました。

「ザ・昭和」という人付き合いを大切にする田舎の工場の勤務でした。

そこで楽しかった思い出の一つがこれです。

「愚痴を言いながら職場の人とお酒を飲む」

同じ部署の人とも当然飲みますし、

隣の部署の人とも飲む機会もあります。

そこで今まで話したことがないことを話したりするんですね。

そしてそこで打ち解けていくんです。

私の場合、なまじ学歴がいいので、

あんまりいい目で見られていなかったというのもあったと思います。

でも、打ち解けて話をしていくうちに変わっていくんですね。

「なんや!おまえ、ホントはいいヤツやな!」

「今度から困ったら、俺んとこに相談に来いや!」

そして、次の日からの仕事がとてもしやくなるんです。

今まで意地悪だった関係部署の人が、一夜で最大の味方になるんです。

これが成功体験として刷り込まれていくんです。

お酒を介して人との距離を近づけていく。

これが楽しかったし、仕事にも役立ちました。

お酒の場の会話が、私にとっての処世術となっていったわけです。

これは、次の職場でも、独立開業してからでも、

この成功体験はずっと引き継がれてきたわけです。

お酒は私と他の人との潤滑油であり続けたわけです。

そして、このコロナ時代。

お酒の場がなくなりました。

それどころか、対面で話をすることすらできなくなりました。

そりゃ、人とのコミュニケーションは対面だけでもないし、

お酒がなくてもコミュニケーションは成立します。

お酒なんていらない、という人の発言権も強くなっています。

でも、でもですよ、

「なんや!おまえ、ホントはいいヤツやな!」

「今度から困ったら、俺んとこに相談に来いや!」

と言ってもらいたいんです。

私も言いたいんです。

そのセリフが出てくるあの空気感がたまらなく好きなんです。

あれがあるから頑張れたんです。

分かる人には分かるし、

分からない人には一生分からないかもしれません。

でも、あの空気感が好きだという人はいっぱいいると思うんです。

あの空気感に触れたら、お酒の場を好きになる人もいると思うんです。

いかがでしょう?

早く収まってくれと願う毎日です。

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