スポンサーリンク

専門用語は使い方が難しい

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

いよいよ今日は確定申告期限です。

弊事務所は、若干数のコロナ個別延長はあるものの、

それ以外は昨日の午前中に全て送信完了しました。

なので、昨日の午後からe-taxがつながりにくくなっていたようですが、

その影響は受けずに済んでおります。

さて、電子帳簿保存法の書籍を読んでいますが、どうも分かりにくい。

なんでこんなに分かりにくいんだろう?と思ったら、その理由が1つ分かりました。

「専門用語が分かりにくい」ということです。

例えば「電子計算機」、すっきり「パソコン」と言ってほしい。

例えば「電磁的記録」、「電子データ」のことです。

例えば「見読可能装置」、「ディスプレイ」や「プリンタ」です。

「見読可能装置」にいたっては、

「なんでわざわざそんな難しい言い方するの?」という感じです。

大人の事情でこんな用語を使わざるをえない事情があるんでしょうね。

ちょっと話は違ってきますが、

私はお客様に税務の話をするとき、

分かりやすくするために専門用語を使わないようにすることがあります。

それは、お客様にとっての分かりやすさを優先してのことです。

でも、本当は専門用語を使わないと、

本当の意味合いは微妙に変わってくるんですよね。

「こんな言い換えをしたら、誤解を招くかも。」

と思わないでもないです。

特に消費税なんか細かいところでいろいろ違ってきます。

例えば、「高額特定資産」「調整対象固定資産」の違い。

詳しい制度を説明し出したら、長い時間が必要です。

本当に必要なお客様には説明しないといけませんが、

そうでなければなかなか説明が難しいんですよね。

常にその葛藤と戦っております。

専門用語は使いどころが難しいのです。

とかなんとか言いながら、

税務は毎年改正があるので、税理士は常に勉強が必要です。

たまには愚痴を言わせてもらいつつ、

お客様の分かりやすさのために、めげずに頑張っていこうと思います。

では、確定申告期限最終日、よい一日をお過ごしください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

芸術闘争論 (幻冬舎文庫)

新品価格
¥620から
(2023/7/22 09:31時点)