確定申告のボヤキ

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のブログ」へようこそ!

 

SNSで見ていると、こんな投稿がありました。

「2月初旬に資料を税理士に渡したのに、

3月初旬になって内容の確認をしてきた。」

 

あるあるです。

 

「3月初旬じゃないと確認できないのなら、

2月下旬に渡してもいいんじゃない?」

と言いたいのかと思います。

 

税理士事務所としては、

そう言ってきた税理士の気持ちがよく分かります。

 

なぜ、そうなるのか?

 

それは、

2月の初旬に催促しても、

資料回収が3月になる人がどうしてもいるからです。

そして、どの人が3月になってしまうのか分からないんです。

すると、全員に早めの提出をお願いせざるをえません。

 

「もし、全員、資料預かりが3月になったら?」

これはもう絶望的な状態です。

3月15日に間に合わない申告が何件か出てくるでしょう。

 

でも、もしも、

本当に全員が2月初旬に資料を提出してくれたら?

そのときは、ごめんなさい、順番にするので時間をください、

となるわけです。

 

お客様全員が、ちょうどお願いした時期に、

資料提出をしていただけるわけではない以上、

このようなやり方になってしまうんです。

 

なので、

「2月初旬に資料を税理士に渡したのに、

3月初旬になって内容の確認をしてきた。」

という状態は、資料回収が早く進んだ、という状況です。

 

ここであらためて説明しますと、

資料回収が期限ギリギリになるのは、

税理士事務所にとってはとんでもないリスクです。

 

期限に間に合わない場合は、期限後申告になります。

延滞税という利息もかかるし、

2年連続だと、青色取り消し、になります。

 

中にはこんな人もいるんです。

「ちゃんと期限前の3月14日に資料を渡しだろう!」

限りなくカスハラですね。

 

「何日前なら当然期限に間に合うもの」という基準がないので、

「前日に提出しても間に合うだろう」と考える人が中にはいるんです。

そうして、厄介な責任のなすりつけあいになるのです。

 

資料提出が遅いお客様は、税理士事務所にかなりの負担を強いています。

他のお客様の申告にも支障が出ることもあります。

資料提出が遅いことは税理士事務所にとって、とんでもないリスクなんです。

 

資料提出が遅いのが常習犯になっている方は、

税理士事務所から「違う税理士を探してください」、

と、いつ言われてもおかしくないと思います。

 

今日は、3月12日。

ちなみに、弊事務所は今の段階でも資料を持って来ないような方とは、

お付き合いをお断りさせていただいています。

悪しからずご了承ください。

 

(蛇足)

私は所長税理士なので、顧問契約を解除しようと思えばできます。

しかし、職員はそうはいかない人が多いでしょうね。

所長税理士に「あのお客、切ってください!」とも言えず・・・

とにかく、期限までもうちょっと、頑張りましょう。