【にわかアート】余白を楽しむ絵

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西洋の絵画は、写真・カメラの技術が出回るまでは、

いかに写真のように実物を描くかが重要なポイントだったようです。

有名なところでは、ミレーの「落穂拾い」がありますね。

風景をそのまま切り取ったような絵ですよね。

 

それに対して日本はどうだったか?

 

1500年代の終わりごろの長谷川等伯の作品

「松林図屛風」です。

AIで作った絵なので、現物とはちょっと違います。

ぜひまた別に検索してみてください。

 

この屏風に描かれている松は、どうでしょう?

なんかボヤーっとしているし、

後ろの松なんかは上の方しか書かれてなくて、

下の部分はもう余白になっています。

 

でも、日本人って不思議なもので、

この余白の部分を「何も書いてない。手抜きだ。」

なんて思わないですよね。

 

「きっと霧で霞んでいて、実際にはこうなんだろう。」

って想像しますよね。

「想像力をかきたてる」なんて言い方をします。

 

見る側のイメージにゆだねる、

ですかね。

 

日本画は16世紀にしてすでに、

作品を見る側が、作品の奥行きを考える作品、

いわば、現代アートのような考え方をすでに取り入れていた、

という考え方ができるんじゃないか、と思いました。

 

同様に、余白部分をとても大切にする作品は、

日本画にはとても多いと思います。

西洋絵画の有名画家はいっぱいいますが、

日本画もすごいんだぞ、と個人的にひそかに思っています。

 

余白を楽しめる日本人、

余白を作って楽しませる日本画、

日本っていいですよね。

 

西洋画ももちろんいいですよ。