【にわかアート】「盛って」書かない画家、ベラスケス
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今も昔も同じですが、
アートは、いわゆる「ぜいたく品」というか、
税務的には「生活に通常必要でないもの」であり、
生活必需品ではありません。
したがって、今も昔も、
アートでお金を稼ぐことは非常に難しいことです。
普通に絵を描いても買ってくれる人はほとんどいません。
しかし、お金がないと続けることができません。
画材も買えないし、いい作品を見る機会も限られます。
アートは一部の人気者しか食っていけない世界という現実。
一部の人気者だけがどんどん売れるという世界です。
芸能界と同じですね。
(美術大の子を持つ親はみんなその心配をしているかと・・・)
で、昔の西洋美術では、画家にとっての大スポンサーは、
教会だったり、王族や貴族だったりします。
スポンサーの意向は無視できないわけで、
私が小さい頃の歴史の教科書に載っていた肖像画なんかは、
ほとんどまさにそんな時代背景で描かれた絵です。
威厳のある表情の教皇、
頼りになりそうな貴族、
いわば「盛ったイケメン」の絵だったりするわけです。
そんな時代にも、かなり正直に描いた人もいます。
それがベラスケス(1599-1660)
代表作の一つ「ファン・デ・パレハ」のは
どう見ても「イケメン」はありませんよね。
逆にそれがその時代では異色だったのでしょうね。
まだ、写真カメラのない時代のことです。
今でこそ見たままを忠実に描くのは普通だろうと思いますが、
当時はそれが普通ではなかったんですね。
そして、見たまま忠実に描くことが、
内面からにじみでるものを表現した、
として、評価されたと言われています。
肖像画の新しい時代を作ったんでしょうね。
まだまだ、写真カメラのない時代ですが、
そんな時代の中でも変化があり、
それがベラスケスだったということです。
ベラスケスは他にも代表作が多くあります。
そんな背景があったという目で見たら、
ちょっと見方が変わるかもしれません。
よろしければググってみてください。



