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「B/Sが作れない」という人の共通点

野々市・金沢・白山市を中心に活動している「かわした税理士のエッセイ」へようこそ!

本日、30日(金)はGWにつきお休みをいただいております。

営業再開は5月6日(木)になります。

どうかご了承のほど、よろしくお願いいたします。

さて、「B/Sが作れないんです」というご相談をよくいただきます。

法人は複式簿記による決算が必須ですので、当然B/Sも作れて当たり前です。

個人も青色申告特別控除で65万円とるときは、B/Sがあって当たり前です。

B/Sを作るのは会計上は当たり前といえるでしょう。

では、なぜB/Sが作れないのか?

複式簿記は文字通り「複式」なんですね。

つまり「2つ」の事象を1つの仕訳で記載するのです。

例えば、預金口座から電気料が3000円、引落しされたという取引。

これは「2つ」の事象として記載することになります。

1つは、「水道光熱費」が3000円発生したというもの。

もう1つは、「預金」が3000円減ったというものです。

ここ大事です。お分かりいただけたでしょうか。

「B/Sが作れない」と相談に来られる方の多く見られる共通点、

それは、「2つ」のうち「1つ」しか正確につけていないということです。

上記の例の場合、「水道光熱費」が3000円発生した、という取引しかつけていません。

もう1つのほうの「預金」3000円減ったという取引が、

ちゃんと記載されていないのです。

どのような間違いがあるかというと、

①そもそも「水道光熱費」しか記載していないパターン。

②「預金」ではなく「現金」になっているパターン。

③「預金」ではなく「事業主借」になっているパターン。

④②と③が混在してゴチャゴチャになっているパターン。

それぞれでマチマチです。

大事なのは「預金」のほうもキチンと記載する必要があるということです。

そして、その「預金」を集計したら、その結果、

期首(1月1日)と期末(12月31日)の残高が、

通帳の記載とピッタリ一致することになります。

そう、費用や売上だけでなく、

「預金」の動きも全て記載する必要があるのです。

そして、「預金」の残高が年間のどのタイミングでも通帳と一致しないといけないんです。

よく「マネーフォワードクラウド」や「freee」で間違えるポイントが、

プライベートの支出があったときに「その取引データを削除してしまう」

という間違った処理です。

そうすると、「預金」や「現金」の残高が合わなくなるんですね。

この場合の正解は、

プライベートな支出は「事業主貸」の勘定科目を使って登録する、です。

そうすることで、「預金」や「現金」の残高を合わせるのです。

特に「freee」では、「会計知識がなくてもできる」といううたい文句のため、

ここの大事なところが落とされがちになっています。

大きな懸念事項です。

今日書いたことは、会計の基本の「基」です。

どうかご注意をお願いいたします。

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